IT転職、ITコンサルタント転職 > 転職成功事例 > ポストITコンサルタントキャリア事例 > ITコンサルタントから事業会社マーケターへの転身

【荒川さんプロファイル】
某有名私大卒業後、大手コンサルティング会社に新卒入社。
6年程そのコンサル会社で業務・ITコンサルティングを手掛けた後、某戦略コンサル会社に転職
31歳のときに、現在の大手外資系事業会社にマーケターとしての転身を成功、現在に至る。
新卒でコンサルティングファームに入社し、一度の転職を挟み、ずっと7~8年コンサル畑で働いていました(最初の転職時にmovin’さんにもお世話になり、その後もお付き合いいただいております)。
同様のキャリアの方は誰もが一度は考えることだとは思いますが、チャンスがあれば「事業会社で働いてみたい」という思いがあり、たまたまムービンさんにちょっと相談してみたときにご提案いただいた現在の会社よりオファーをいただき、マーケターとしてのキャリアをスタートしました。
元々、転職するなら消費財のマーケティングを、と思っていました。
理由は、
1) コンサルタント時代に培ってきた左脳的定量的思考だけでなく、右脳的定性的思考もマーケティングに携わる中で鍛えたいから、
2) 消費財はビジネスのサイクルが比較的短く、早期に市場の反応を見ることができるから、
です。
転職後に苦労した(している)ことは、グローバルコミュニケーションです。
公用語が英語のため、英語力そのものはもちろん、マルチファンクションのチームをリードし、トップマネジメントの承認を得るための、グローバルコミュニケーションスキルの向上は継続的な課題です。
驚いたことは、社員がとても優秀であること。特にトップマネジメントは、(失礼な言い方になってしまいますが)今までコンサルタント時代にお手伝いさせていただいたどの会社よりも優秀で本当に驚きました(逆に言えば、非常に手強いわけですが・・・)。
また、もともと研修・教育には非常に定評のある会社なのですが、OJT、Off-JT含めて、人を育てることにこれほどの時間・金額を投資しているとは思わず、非常に驚きました。
普段、30分のミーティングをセットするのが困難なトップマネジメントの人間が、研修の講師を務めるときには、2~3時間をあっさりコミットしてくれたりします。
現在私が手がけているのは、担当ブランドの新商品開発のプロジェクトリーダー(各種消費者リサーチ、商品コンセプト作り、CM開発などのコミュニケーションプラン策定、パッケージデザイン開発、営業戦略策定、店頭プロモーション開発、売上数量・金額およびキャッシュフロー試算など)、担当ブランドのメディア戦略(予算管理、メディアプランの修正・実行、メディアの効果測定)、社内プロジェクトとしての予算管理プロセスの業務改革(コンサル経験をそのまま活用)などです。
転職して良かったことは、事業会社しかもメーカーなので、自分の手がけた商品が世に出て、実際に売上、利益、シェアという形で結果が出るということ。当たり前なことですが、これが何よりも面白いです(自社商品が並んでいる棚を見ると、思わず陳列をキレイにしてしまったり・・・)。
また、ワーク&ライフバランスが劇的に向上したこと。
特に睡眠時間がたっぷり取れるようになり、昔の知人に会うと「若返ったね!」と言われます(笑)。
成長を感じる瞬間は、コンサル時代の知人と話しているときに、マーケターとしての仕事を普通に語れる自分がいるときですね。
以前は、マーケティングといえば、教科書に書いてあることを読み上げているだけでしたが、現在は、経験則に基づいた話ができますので。消費者の理解が深まれば深まるほど、マーケターとしての自分の成長を感じることができます。
コンサルティング会社から事業会社への転職を考えている方へ。
ヘッドハンティングされて、トップマネジメントとして招聘される場合はその限りではないですが、私のように、普通に事業会社に転職する場合は、収入が下がるケースが大半になるのではと思います。
もちろん、家族がいるかたは家族の同意も必要ですし、自分の将来設計、キャリアプラン等々を熟慮し、「なぜ事業会社に転職したいのか」をクリアにしないと、この収入の部分を納得させるのはなかなか難しいのではないかと思います。
あとは、「郷に入りては郷に従え」という気持ちで、まずはその会社のやり方を引き受けて、その上で自分の付加価値を出すことが大事だと思います(これは転職する上では、当たり前のことですが)。
コンサルタント出身者は、恐らく、自分流のモノの見方に基づき、自分の意見を出すことで価値を生み出すことが身体に染み付いていると思いますが、いざその会社の一員となると、それが単なる「大上段からの物言い」ととらえられてしまうリスクがあるからです。
私は戦略コンサルタント、会計・IT系コンサルタント両方の経験がありますが、どちらかと言えば、会計・IT系コンサルタント時代のクライアント企業の現場経験(例えば、経理、工場、営業所など)で、ドロドロやっていたときの経験が生きているように思います。
私見ですが、現場好きの人の方が、事業会社はキャラクター的に合うのかもしれませんね(私は今も昔も現場大好きです)。
まずはブランドマネージャーになること。そのために、担当ブランド、担当プロジェクトにおいて他のマーケター以上の優れた結果を出し続けること、です。
それではmovin’さん、今後ともよろしくお願いします!
(優秀な後輩候補のご紹介もお願いします:笑)
ポストITコンサルタントキャリア事例

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