NEC、アビーム、日本オラクルが BPM ソリューションで協業

NEC、アビーム コンサルティング、日本オラクルの3社は2009年3月30日、BPM（Business Process Management）分野で協業する、と発表した。

業務コンサルティングからシステム構築、製品サポートまで一貫支援する新たなソリューションを共同で開発、販売することで合意した。

このソリューションでは、事前の診断・検証、アーキテクチャの策定、BPM システムと SOA 基盤を活用したシステム実装、業務改革の支援、モニタリング用 KPI（Key Performance Indicator）策定、製品サポートまで、一貫した BPM の総合サービスを提供する。

まず製造業向けソリューションの販売を開始、順次、他業種へと拡大する予定。これにより3社は BPM 分野で SI サービスなどを含め、2年間に110億円の売上を目指す。

具体的には、NEC とアビーム コンサルティングは、業務改革支援とシステムアーキテクチャ設計/システムを共同開発する。

また、NEC と日本オラクルは、「Oracle BPM」「Oracle SOA Suite」「Oracle BPEL Process Manager」「Oracle Service Bus」などBPM と SOA 製品群でのソリューション開発を強化、最初の取り組みとして、NEC グループの設計/開発方法論「SystemDirector Enterprise」の Oracle BPM 版を開発、これを「CGAA ソリューション Powered by SDE」と組み合わせ、顧客がビジネスプロセスの可視化からシステム実装までの作業を標準化できるようにする。

CGAA ソリューション Powered by SDE とは、NEC の SOA 開発方法論である System Director Enterprise（SDE）に、業務の可視化フェーズを組み込んだ開発方法論。

2009年 3月28日
参照internet.com