資産の質「タンジビリティ」 混迷株式市場、注目指標に

株式投資で、企業の「資産の質」に焦点を当てた「タンジビリティ」という指標が注目を集めている。その企業が現金化しやすい資産を豊富に保有しているかどうかを調べるものだ。金融危機以降の株式市場の混乱で、PBR(株価純資産倍率)など「株価」に依存した投資指標の信頼性がやや低下する中で、企業の財務諸表にも着目した投資判断の重みが増している。

 タンジビリティとは「明白、確実」などを意味する英語の「tangibility」から生まれた投資指標。具体的には、資産の評価にあたって、資産の種類ごとに「どれだけ現金に近く、あるいは現金化しやすいか」を基準に「格差」をつけて評価。それらを足し上げたものを分子とし、総資産や自己資本で割って算出する。

 タンジビリティの数値が高い場合、総資産に占める現金化しやすい資産の割合が高いことを意味し、「資産の質がいい企業」と評価できるわけだ。

 シンクタンクやアナリストなどによって、資産の「格差」の付け方はさまざまだ。例えば、大和総研の場合は、現預金と有価証券は100%で評価するが、売掛金などの売り上げ債権は70%、棚卸し資産は30%、有形固定資産は50%に割り引く。この基準で、東証1部(金融除く)主要企業の5月末のタンジビリティを調べたところ、卸売りのリョーサンが0.678でトップとなり、鉄鋼の東京製鉄が0.656、電気機器の双葉電子工業が0.640と続いた。

 株式投資の企業分析では、PBRやPER(株価収益率)など、伝統的に「株価」に着目した指標が幅をきかせてきたが、大和総研の吉野貴晶チーフクオンツアナリストは「金融危機後の市場の低迷や業績悪化で、PBRが1倍割れの銘柄などが急増し、従来の指標の有効性が薄れている」と指摘する。

 また、吉野氏は、投資家がこれまで企業の財務情報を深く読み込んでこなかったことも問題点に挙げ、「従来の指標にタンジビリティを組み合わせるなど、複数の指標を参考にすることで、よりよい銘柄選別が可能になる」としている。

2009年 6月24日
参照フジサンケイ ビジネスアイ

IT業界、コンサルティング業界の最新ニュースをお伝えします。最先端の業界で何がどう動いているのかをWatchすることで、広くビジネス界全体の今後の動きを展望することができるはずです。

ニュース検索はこちらから 


無料転職相談・登録はこちらから

初めての方へ

INTERVIEWインタビュー

FIRMファーム・企業特集

アクセンチュアの中でも特に積極採用を行っている各領域ポジション

DTC積極採用中!未経験からコンサルへ!

世界最大級ファーム「PwCコンサルティング」各ポジションの求人案件掲載中!

KPMGコンサルティングで積極採用中!各ポジションの求人案件掲載中!

過去最高益を記録した、東証一部大手ITコンサルティングファーム

おすすめ求人

業務プロセスコンサルタント:大手総合外資系コンサルティングファーム

もっとも知名度の高い大手総合外資系コンサルティングファームの一つ

SCM領域に対して、戦略の策定から業務改革やプロセスの再構築、組織変革、ITの導入・定着といったコンサルティングサービスを提供します。

詳細はこちらから

ITコンサルタント:最大のSI会社を母体とするシンクタンクにてIT戦略策定

日本最大のSI会社を母体とするシンクタンク。戦略立案、新規事業戦略、IT戦略等のコンサルを中心に展開しています。

一般企業、金融機関、行政機関全般における、IT戦略、CIO支援に関連するコンサルティング業務

詳細はこちらから

転職サービスはすべて無料となっております。ムービンではお一人お一人に
合わせた転職支援、そしてご自身では気づかれないキャリアの可能性や、
転職のアドバイス、最新の情報をご提供致します。
キャリアチェンジをお考えの方はぜひ一度我々にご相談ください。

無料転職相談・登録はこちらから

無料転職相談・登録はこちらから

転職サービスはすべて無料となっております。
ムービンではお一人お一人に合わせた転職支援、
そしてご自身では気づかれないキャリアの可能性、
転職のアドバイス、最新の情報をご提供致します。
ぜひ一度我々にご相談ください。

無料転職相談・登録はこちらから

ページトップへ

お問い合わせ、ご相談はこちらから。すべて無料となっております。

Copyright (c) movin CO .,Ltd. All rights reserved.



無料転職相談・登録