マッキンゼー・アンド・カンパニー - ITコンサルティングファーム・企業一覧

自他共に認める経営戦略コンサルティングファームのトップブランド。
世界51カ国、90拠点の7000人以上のコンサルタントを有し、グローバルに戦略のみならず、ファイナンス、オペレーション、ITのコンサルティングサービスを提供。

マッキンゼー・アンド・カンパニーについて

会社概要:マッキンゼー(BTO)

社名マッキンゼー・アンド・カンパニー
代表取締役岩谷 直幸(日本代表、シニアパートナー)
設立1971年(日本オフィス)
2018年(大阪オフィス)
従業員グローバル:約30,000名 日本:約600名
所在地東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山 森タワー
その他拠点関西オフィス
大阪府大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪タワーB

特徴:マッキンゼー(BTO)

・大前 研一 氏がトップを勤めたことでも有名であるが、歴史、実力、ブランドすべてにおいて自他共に認めるトップマネジメントコンサルティングファーム。大前研一氏やその他有名コンサルタントを多数輩出。過去10年以上に渡って「MBA卒業生が行きたい会社」の1位に輝き続けた経営戦略コンサルティングファームでもある。

・マッキンゼーのコンサルティングはクライアントファーストを徹底することを信条としている。クライアントとは眼前のカウンターパートでなく、会社という存在そのもの。よって時には耳の痛い苦言を呈してでも5年後・10年後にクライアントに真に貢献できるような経営コンサルティングを提供することを目指している。

・「One Firm(一つの組織)」とという理念のもと、、世界中の全てのオフィスを1つ組織として運営することで、真のグローバル化を推進し、コンサルタントが一つの価値観を共有し、質の高いサービスを一貫して提供する。

・ビジネス・テクノロジー・グループ(BTO)という、テクノロジーを活用したIT戦略・マネジメント、CIOアドバイザリー領域の専門コンサルティング部隊を持つ。

事業概要:マッキンゼー(BTO)

マッキンゼー・アンド・カンパニWebサイトより

BTOの取り組みは、大きく3つに分類できます。1つは、事業戦略策定等、経営の視点からコンサルティングサービスを提供するもので、テクノロジー関連・非関連を問いません。2つ目は、テクノロジーを活用した事業強化、オペレーション・組織改革の支援、3つ目は、ITに軸足を置き、IT戦略策定やその推進等を支援するものです。

幅広い領域での経営コンサルティング

多様なバックグラウンドを持つコンサルタントと共に、1つのチームとして、事業戦略策定等の経営課題に取り組みます。BTOは、グローバルのネットワークを活かして、顧客企業の業界に固有、あるいは業界横断的なテクノロジートレンドを踏まえた知見を提供します。

テクノロジーを活用したコンサルティング

BTOが得意とする領域の一つです。具体的には、テクノロジーを活かした事業戦略の立案・推進や、オペレーション変革等があります。現在、多くの業種で事業とテクノロジーが密接に関わり、ITがオペレーションを支えている企業がほとんどです。BTOは、マッキンゼーならではの問題解決能力と、各業界におけるテクノロジーの知見、変革の実行経験と熱意をもって、顧客企業の課題解決を支援します。

事業の強化・発展
ハイテク・通信や金融業界はもちろん、多くの業種・企業において、商品開発や新事業の立ち上げの際、テクノロジーが重要な役割を果たしています。Web等の新チャネル活用があらゆる業種で成功の鍵を握り、特にB2Cビジネスでは、ポイントプログラムや電子マネーといったマーケティングツールの活用も重視されています。BTOは、各業界の専門知識を有する他のコンサルタントと共に、業種・企業に即した商品・事業はどうあるべきか、その実現にはどのようなテクノロジーを活用・構築すべきかといった課題の解決を包括的に支援します。

オペレーション・現場の変革
オペレーションエクセレンス(業務効率と質の両立)は、今や企業の競争力の源泉と言えます。これは、金融や製造業全般に限らず、他の多くの業界でも同じです。市場・競争のグローバル化が進み、かつては国内型産業と呼ばれた業種もグローバルプレイヤーと競わねばなりません。しかし、自動車等の一部製造業を除き、わが国の主要企業のオペレーションは、残念ながら、欧米やアジアのリーディングプレイヤーの後塵を拝しつつあるのが現状です。

オペレーションエクセレンスの確立には、地域・国や事業をまたがる共通化とローカライズ・カスタマイズの実施による効率性と効果の両立、各プロセスの棚卸しと付加価値・効率性それぞれを追求する部分への仕訳、調達先から供給先までエンド・ツー・エンドのプロセス再設計・実施等が必要です。BTOでは、顧客企業の戦略やコアコンピタンスに対する深い理解、世界規模でのオペレーション改革の支援を可能にするグローバルな体制、オペレーション設計・導入の豊富な実績を活用して、顧客企業をサポートします。

IT領域におけるコンサルティング

BTOは、ITの企画、導入、運用のプロセスで生じる様々なIT課題にも取り組んでいます。IT戦略や案件の立案、ITアーキテクチャ設計、ベンダー選定や要件定義、運用体制設計、ITコスト削減等のほか、ITに関する多くの課題の根源となるITガバナンスや人材・育成計画の立案・推進等の組織課題を支援します。

IT戦略
事業戦略の企画・推進に役立つIT戦略の立案は、企業にとって重要な課題です。その実現には、事業戦略と IT戦略の間に「業務プロセス戦略」が必要だと私たちは考えています。これは、業務プロセスのどこで競合優位性を構築するかを明らかにするものです。「事業-業務プロセス-IT」を一つのラインにつなぐことで、競合優位や差別化につながるIT戦略策定を支援します。

IT投資・ROI最大化
IT投資の際は、個々の案件の必要性や効果だけではなく、事業運営上の投資目的を明らかにする必要があります。その上で、事業や業務プロセスの差別化に直結する部分から優先的にリソースを配分することで、ROIの最大化をもたらします。

IT統合
企業統合・提携に際して、効率的で業務効果も高いIT統合を行うには、統合後の業務のあり方や組織を具体的に描く必要があります。また、両社の組織における明確なリーダーシップ、コミュニケーションも必要です。BTOでは、単なる技術的なシステム統合ではなく、経営統合の一環としてのIT統合を支援します。

ITガバナンス
効率の高いIT投資を行うには、システム部門だけでなく、経営層、ユーザ部門の責任・権限を明確にし、意思の疎通や情報の共有を図る機能・仕組みを有する体制が必要です。BTOでは、経営や業務、組織設計に関する知見を活かし、顧客企業が置かれた状況に適した ITガバナンスの確立を支援します。

ITスキル(組織・人材)
効率的なIT推進には、IT戦略の立案から運用までの幅広い分野で、高いレベルのITスキルが欠かせません。私たちは、各企業の文化や戦略に即したスキルセットを定義した上で、その評価・育成を推進する体制(人材戦略、評価・育成プロセス)を構築し、一人ひとりのスキルパス、キャリアパス設計まで支援します。

IT診断
「ITコストの内訳やIT投資の正当性・効率性が見えない」「ITシステムの全体が整理されていない」―― トップマネジメントが抱えるこのような懸念を払拭します。事業・業務との一貫性、IT組織・ガバナンス、ITアーキテクチャ、ITプロセス、ITコストという5つの観点から包括的にITを診断し、課題を抽出・整理して解決に導きます。

ITコスト削減
ITコストの額やその投資効果を左右する要因は、IT企画から運用に至る全プロセスに、様々な形で隠れています。私たちは、単に購買・調達手法を改善するだけでなく、需要コントロールや社内プロセスの規律・アカウンタビリティ、ITアーキテクチャなどを見直すことで、ITコストの削減を目指します。過去の多くのプロジェクトでは、2割程度のコスト削減を実現しています。

ITアーキテクチャ
ITシステムの進化に伴い、多くの企業では、旧来の資産を維持しながら新たなシステムを構築しています。このことは、データ、アプリケーション、インフラストラクチャの構成を複雑にし、生産性低下や変化への対応の遅れを招いています。私たちは、中長期的な事業構想に基づき、コスト効率が高く、事業への影響を最低限に抑えたシステム移行を可能にするITアーキテクチャを提案します。加えて、RFP作成、ベンダー選定、進捗管理等、ITアーキテクチャ改善に向けたプロジェクト管理も支援します。

ITアウトソーシング
アウトソーシング契約の締結・改定を自社に有利な条件で進めることは必要ですが、無理な価格交渉がサービス品質を下げる結果を招くことも少なくありません。また、ベンダーへの過度な依存は、IT部門のケーパビリティを弱体化させ、更なるベンダー依存度を高めることにもつながりかねません。IT部門に求められるのは、業務プロセスや情報との関係も含む「あるべきIT像」を描き、そこに向けて自社の各事業部門やベンダーへの働きかけを行うことです。
私たちは、アウトソーシング戦略の策定・見直しに際して、単なる価格交渉にフォーカスすることなく、自社の事業戦略に立ち返り、ベンダーとの戦略協議を経ることにより、Win-Winの関係作りを目指します。


その他
システム開発の生産性向上、大規模システムプロジェクトにおけるリスク管理、ベンダー選定等のコンサルティングを行います。また、業務プロセス改革、バックオフィス生産性向上、営業力強化、新商品開発、企業買収・統合などの経営課題についても、経営の視点と ITに関する知見の双方を有する立場からお手伝いします。事業戦略の策定から、具体策(新事業や新サービスの立ち上げ、業務プロセス改革など)の立案と実行、更には実行過程におけるITの設計、開発、定着、実現まで、一貫してサポートします。

キャリアパス:マッキンゼー

マッキンゼーのキャリアパスの基本は、成果主義(Meritocracy = メリトクラシー)です。何歳か、何年在籍したかではなく、何を成し遂げたかによって評価されます。 "Promote when ready"と言われ、一つ上の役目を果たすための能力がついたと判断されると、年次に関係なく次の役割が与えられます。

ビジネス・アナリスト 、 ジュニアアソシエイト
アソシエイト
マネージャー
アソシエイト・プリンシパル
プリンシパル&ディレクター

ビジネス・アナリスト

* ビジネス・アナリストは、プロジェクトの課題解決の個別分野を担当します。情報収集、その分析において中心的な役割を果たすだけではなく、顧客メンバーとの協業、プロジェクトの最終提案のとりまとめ、および顧客企業の経営者へのプレゼンテーションも担当します。

* 3年目以降は、そのままアソシエイト、マネージャーへと社内でキャリアを積んでいく者のほか、アソシエイトになる前に留学支援制度を利用してビジネススクールへ留学する者、外部でリーダーシップ経験を積む者、また、海外オフィスで活躍する者もいます。

アソシエイト

ジュニア・アソシエイト、アソシエイトは、上記同様、プロジェクト課題解決の個別分野の担当から取り組みをはじめます。その後、プロジェクト全体にわたり、課題の特定、仮説の設定・検証、顧客企業社内や外部でのインタビュー、海外からの情報収集・分析、最終提案のとりまとめなどに取り組みます。

キャリアについての考え方:マッキンゼー

"My Own McKinsey"

ジェネラルコンサルタントと呼ばれるビジネス・アナリストやアソシエイトには、「所属部門・部署」はありません。また、「辞令」や「配属」、「転勤命令」もありません。マッキンゼーは、プロフェッショナルとして働く者のキャリアは、誰かに指示されて形成されるものではなく、自ら設計し組み立てていくものであると考えています。一人ひとりの目標を自分で立てること。その道筋を自分で設計すること。他と自分を比べることなく、自分の選んだ道を自らの努力により着実に進むこと。

"My Own McKinsey" -  社内で多くのコンサルタントが口にする言葉です。
「組織目標の達成のために個人がある」のではなく、「個々人のキャリア・ゴールを支援する」ために、マッキンゼーは独立したプロフェッショナルのための 「場」を提供したいと考えています。

専門分野の確立

入社時には、自分の専門分野を固定的にとらえる必要はありません。大学・大学院での専攻や、前職での経験と同様の分野で一流になりたいと考える者もあれば、全く異なる分野にチャレンジしたいと考える者、また、数年は様々な分野を経験した上で、自分の専門分野を確立したいと考える者もいます。マッキンゼーという組織が、個人のキャリア選択について、指示・コントロールすることは一切ありません。

マネージャーになると、すべてのコンサルタントが、自ら選択した分野において、一定の知見を持ち、専門性を追求していくことを期待されます。マッキンゼーでは、グローバルに活動する各種のプラクティス(研究グループ)が組織され、トレーニングや情報共有のネットワークが運営されており、各人が自らの専門分野を確立・強化することを支援しています。



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