ローランド・ベルガー - ITコンサルティングファーム・企業一覧

ローランド・ベルガー(RB)は、ドイツ・ミュンヘンに本社を置く、ヨーロッパを代表する経営戦略コンサルティングファーム。1967年の設立以来、40年にわたって、自動車、消費財、流通、化学、機械、医薬品などの製造業、そして、金融、情報通信、航空・運輸などのサービス業など幅広い業界のクライアントに対する数多くのコンサルティング実績を残してきた。 現在では、世界36カ国に広がる50オフィスと2,400人を超えるスタッフを擁し(2015年1月現在)、グローバルな視点でのコンサルティングサービスを提供している。

ローランド・ベルガーについて

会社概要:ローランド・ベルガー

社名株式会社ローランド・ベルガー
代表取締役日本代表 大橋 譲
設立1967年
従業員パートナー: 300名
スタッフ :2700名
所在地東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル23階
その他拠点51都市
オフィス展開

特徴:ローランド・ベルガー

東京オフィスは、1991年に設立され、以来、アジア地域の成長の牽引力となってきた。特に現会長である遠藤功氏が社長として就任した2000年以降、「動く戦略」を追求したコンサルティングは多くのクライアントから高い評価を獲得し、これまで著しい成長を遂げ、組織も約100名規模にまで拡大。
「現場感」「手触り感」「膝詰めの議論」「クライアントの腹落ち」…などローランド・ベルガーのコンサルティングを表現するワードが数多く生み出されていることも、戦略ファームの中でのその独自性と際立った特徴の表れであろう。

一方で、このようなコンサルティングの徹底は、高いプレッシャーと時にはハードワークをもたらす要因となりうるがゆえ、ローランド・ベルガーは、気骨のある折れない心と高い志を有するメンバーを歓迎する傾向にある。
ゆえに、選考のプロセスにおいても、コンサルタントとして十分な論理思考能力や対人関係能力を試されるのに加えて、クライアントを想う心や高いプロフェッショナリズム、そして肉体的・精神的なタフネスも非常に重視される。

事業概要:ローランド・ベルガー

産業別、機能別の2つの専門グループを組織し、各グループにクライアント企業の問題解決に役立つ専門知識、経験、ノウハウを蓄積しています。

産業別

・自動車
・機械・電機・素材
・金融
・建設・不動産・住宅
・公共
・通信・IT
・医薬・医療機器
・サービス
・アパレル
・化粧品
・食品・飲料
・トイレタリー
・百貨店
・ドラッグストア・調剤薬局
・GMS・SM・CVS
・メディア・エンターテイメント
・鉄道
・航空
・化学
・物流
・電力・ガス
・石油
・環境・新エネルギー
・医療機関(大学、病院)

機能別

・企業戦略
・リーダシップ・マネジメント体制
・R&Dマネジメント
・オペレーション戦略
・ブランドマネジメント
・マーケティング戦略
・企業・事業再生/バリューアップ
・富裕層マーケティング
・現場力強化
・欧州進出・欧州強化(ジャパンデスク)
・アジア進出・アジア強化(ジャパンデスク)
・ビジョン構築・企業ブランド構築
・M&A・PMI(M&A後の統合)支援
・ITマネジメント
・組織戦略
・コスト削減
・営業戦略
・ポートフォリオマネジメント
・事業計画オーディット(BDD)
・SCM・ロジスティクス
・商品開発力強化
・イノベーション

キャリアパス:ローランド・ベルガー

ジュニア コンサルタント

ジュニアコンサルタントは、プロジェクトメンバーの一員として、先輩であるコンサルタントやシニアコンサルタントの指示・指導の下、プロジェクトのフレームワークに沿って必要な情報収集や調査、分析作業を主に担当します。また、調査結果や分析結果をアウトプットにまとめたり、報告書の一部を作成したりすることもあります。
その際求められるのは、仕事を正確かつ迅速に行うことはもちろん、何のために自分がその調査や分析を行っているのか、という目的を自分なりに消化し、理解した上で作業することです。単に上司に言われた作業をこなすだけではバイトと変わりありません。ジュニアコンサルタントに求められることは、目的を正確に理解し、どのような成果を自分が出すべきなのか、上司が自分に求めている成果は一体何なのか、といったことを常に考え続け、自分なりのアイデアや考察を加えた上で作業を進め、結果を出していくことです。単なる“ワーカー=作業者”であってはいけないのです。

コンサルタント

コンサルタントは、プロジェクトメンバーの一員として、プロジェクトマネージャーやシニアコンサルタントの指示・指導の下、プロジェクトを構成するモジュールのひとつ、もしくは複数のモジュールの作成を、責任をもって行います。
プロジェクト全体のフレームワークに沿って、自分の担当モジュールで言うべきメッセージや必要なアウトプットを理解し、それに必要な情報や分析結果を導き出すためのワークプランを作成します。その上で、時にはジュニアコンサルタントも上手に使いながら、ワークプランに沿って作業を進め、担当モジュールの完成を目指します。その過程では、もちろんプロジェクトマネージャーやシニアコンサルタントのスーパーバイズを受け、そのフィードバックを元に更にクオリティの高いアウトプットの作成に努力することになります。
コンサルタントには、自分の担当モジュールがプロジェクトの中でどのような位置付けなのか、そして自分は何を成果物として作っていかなくてはならないのか、といったことを十分に理解し、その上で必要なワークプランを設計する力が求められます。作業単位で仕事を振られるジュニアコンサルタントとは異なり、コンサルタントには自ら作業を組み立てていくことも必要なのです。
また、ジュニアコンサルタントの指導もコンサルタントの重要な役割のひとつです。コンサルタントとしての初歩的なスキルやナレッジ、考え方はもちろん、社会人としての最低限のマナーや振る舞いなどについても指導していくことが求められるのです。

シニア コンサルタント

シニアコンサルタントは、プロジェクトマネージャーの指示・指導の下、実作業レベルにおけるプロジェクトメンバーの取りまとめ役として、複数のモジュールの作成やその内容について責任をもって対応していきます。
パートナーやプロジェクトマネージャーが中心となって設計したプロジェクトのフレームワークやワークプランをベースにしながら、プロジェクトのアウトプット作成に必要な詳細な作業設計、コンサルタントやジュニアコンサルタントへの仕事の割り振りや指示・指導、プロジェクトで導き出すべきメッセージの検討など、プロジェクトワークの幅広い分野にわたって作業を担当していきます。場合によっては、実質的なプロジェクトマネージャーとしてプロジェクト全般を仕切っていくことも求められます。こうした過程を経て、プロジェクトマネージャーのスーパーバイズを受けながら、プロジェクトの報告書の多くのパートを実際に作成していくことになります。プロジェクトマネージャーとともにクライアントのチームリーダーやメンバーとの議論を仕切ったり、必要な資料を準備したりすることも担当します。
シニアコンサルタントには、コンサルタントまでに求められる基本的なスキルやナレッジはもちろん、クライアントの本質的課題を理解し、それに対して具体的な提案を考え抜く力が必要です。そのために必要な作業を設計し、コンサルタントやジュニアコンサルタントを上手に活用すると同時に、彼らを育成していくことも重要なミッションです。
このように、シニアコンサルタントには非常に幅広い能力が求められ、実質的にプロジェクトを回していく大黒柱といっても過言ではありません。もちろん非常にタフな仕事ではありますが、その分確実にコンサルティングの醍醐味を味わえるポジションでもあります。

プロジェクト マネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの実質的な現場責任者として、担当パートナーと協力・連携しながら、プロジェクトの進捗や内容、品質に関して責任をもって担当していきます。
クライアントの抱える本質的課題を見抜いた上で、プロジェクトで答えを出すべき論点を整理し、全体のフレームワークやワークプラン、報告書の構成やメッセージを考え抜き、クライアントに対する報告まで責任をもって担当していきます。また、シニアコンサルタントを始めとするプロジェクトメンバーに対して仕事を割り振り、その進捗や内容の確認を行い、彼らを教育していくことも重要な役割のひとつです。
また、プロジェクトの進捗に応じてクライアントのチームリーダーや報告先である経営幹部との議論を進めることや、クライアントの期待する成果について確認し、適宜プロジェクトのスコープや成果物について見直しを進めていくことも行わなくてはなりません。
一方で、プロジェクトマネージャーは営業面でもその活躍が期待されます。営業は基本的にはパートナーやプリンシパルの役割ですが、彼らと一緒にポテンシャルクライアントを回り、提案書を作成して議論していくこともありますし、担当したプロジェクトの次フェーズへの展開の可能性を探っていくことも求められます。
このように、プロジェクトマネージャーは、プロジェクトにおけるローランド・ベルガーの実質的な“顔”としてクライアントに接し、プロジェクトを成功に導いていくために非常に重要な役割を担っています。まさにプロジェクトの成否を握るカギと言ってもいいかもしれません。その分その責任は重大で非常に厳しい仕事でもありますが、最終報告のプレゼンテーションが終わり、クライアントから感謝の言葉を送られたときの感激、達成感は、他に代わるもののない喜びでもあります。

プリンシパル

プリンシパルは、それぞれ産業別・機能別の専門性を持ち、ローランド・ベルガーの代表として担当クライアントへの対応を行っていきます。通常複数のプロジェクトの運営およびその品質に責任を持ち、プロジェクトマネージャー以下のチームメンバーに対する指示、指導を行ってプロジェクトを進めていきます。
また、プロジェクトの管理と並ぶプリンシパルの重要な役割は、新規プロジェクトの獲得と、担当クライアントとの長期的な関係構築・維持です。パートナーと連携・協力を取りながら担当クライアントの経営幹部とコミュニケーションを保ち、クライアントの課題点や現状に応じて適切なプロジェクトの提案を行い、クライアントの課題を解決してビジネスをドライブする手助けをしていくことが求められます。
プリンシパルは産業別・機能別のコンピタンスセンターに所属しており、プロジェクトマネージャーまでとは異なり、より産業別・機能別の専門性を高めていくことが求められます。内部的にも対外的にも担当産業・機能の専門家としての“顔”を持つことが必要なのです。

パートナー

パートナーは、売上責任を持った実質的な事業責任者です。オフィスの運営や事業開発を行うことはもちろん、担当クライアントに対して統括責任者として対応します。また担当クライアントにおけるプロジェクトの内容や品質を管理することも重要な役割で、プロジェクトマネージャーを始めとするプロジェクトチームのメンバーに対する指示、指導も行います。
パートナーは全員産業別・機能別のコンピタンスセンターに所属し、それぞれが高い専門性をもってクライアントと接していきます。社内的にもその産業・機能の専門家として、グローバルに活躍することが求められます。
パートナーの最も重要なミッションは、新規クライアントを開拓したり、既存クライアントとの長期的な関係性を構築、維持したりすることです。担当クライアントの経営幹部とコミュニケーションを保ち、クライアントの課題点や現状に応じて適切なプロジェクトの提案を行い、クライアントの課題を解決してビジネスをドライブする手助けをしていくことが求められます。
事業責任者として、オフィスやチームのディベロップメントを行っていくこともパートナーの主な業務のひとつです。各パートナーは、担当の業界やテーマについて、日本の市場環境に合わせた営業方針を策定すると同時に、必要な組織やチームの構築、スタッフの採用・管理、社内制度の構築など、幅広い範囲にわたってオフィスやチームの強化に努めています。



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