インフラエンジニアに求められるスキルについて、どのようなイメージをお持ちでしょうか？
インフラエンジニアと一口に言っても、データベースに強みを持っていたり、サーバーや仮想化に強みを持っていたりなど、スキルは多岐に渡ります。その為、インフラエンジニアという言葉から、イメージされるエンジニア像が人によって大きく違う状況です。
具体的には、OracleDBのチューニングに優れ、パフォーマンス測定・改善に強みを持ったエンジニアでも、最新のクラウドやビッグデータの知識については全く持っていないことも多いです。
その逆に、最新の技術動向に詳しいエンジニアが、OSのインストールや設定を行ったことが無く、知識を持ち合わせていないこともあります。そのため、インフラエンジニアという職種が、業務系エンジニアや、ネットワークエンジニアなど、特定領域以外を担当している何でも屋といったイメージになっています。

インフラエンジニアの求人は、前任者が異動もしくは退職のため採用を行う場合と、今後、企業として新たに取組を開始するものに分かれます。
前者の場合は、前任者のスキルがベースとなるので、求められるスキルやスペックは明確になる傾向があります。前任者の代わりになるかどうかがポイントになります。
その為、候補者もこれまでの経験を重視されます。
新たに取り組みを開始する場合は、採用側も明確なスキルやスペックを決めていないケースがあります。そのため、企業側が示す今後の展望をどのようにして実現していくのかを示すことができる候補者が高く評価される傾向にあります。
少し前ならばクラウドであり、最近ですと、ビッグデータや Hadoopなど大量データの処理がキーワードになっており、まだまだ経験者が少ないこともあり、業務の経験が無くても、プライベートで構築したことがある、など意欲が重視されております。

インフラエンジニアのキャリアパスは大きく分けて、コンサルタント系、ITアーキテクト系、社内SE系に分かれます。以下でそれぞれについてコメントさせていただきます。

技術に特化したエンジニアで、常に最新の技術を追い求めていきたい方は、こちらのポジションになります。過去に実績の無いことに挑戦することが多く、新しい技術知識を身につけるため、FacebookやLinkedinを利用するエンジニアが増えて来ています。

ITアーキテクト転職 特集
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自分の持っている知識・経験をお客様に提供するのがこのポジションになります。お客様の経営課題などを、ITスキルや知識で解決を行います。技術知識はもちろん求められますが、それよりもお客様の課題を見つけ出すヒアリング能力など、コミュニケーション能力が重視されます。

インフラエンジニアの中でも、一番幅広いスキルを求められるのがこのポジションになります。メールサーバやグループウェアなどアプリケーションの設定・管理、またはベンダーコントロールなど業務は多岐に渡ります。企業と一緒に成長していきたい方向けです。

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