SAPとOEM契約し新モバイル導入ソリューション - アビームコンサルティング

アビームコンサルティングは、企業のモバイル導入・活用を、経営・業務改革視点で総合的に支援する「ABeam　Enterprise　Mobile　Solution(以下、ABeam EMS)」を展開するなかで顕在化した、企業の本質的な課題から、特に需要の高い4つのシーンで活用できる新たなモバイル導入ソリューションをパッケージ化し、11月6日より提供開始すると発表した。

重要の高いの4つのシーンとは、「営業支援」「社外からの基幹システム活用業務」「設備保全・フィールドサービスでの活用」「B2B2C(企業が個人消費者相手に商売するのを、手伝う商売)ビジネス支援」。

同拡充に際しSAPが提供するモバイルソリューションに関するOEMライセンス販売のグローバル契約を締結し、信頼性が高く実績も豊富な同社のソリューションを、企業のニーズや将来のビジネス変化に柔軟に合わせられるソリューションとして、アビームコンサルティングのノウハウと合わせて展開する。

同ソリューションの概要は、モバイルCRM/SFA新規導入や利用中のCRM/SFAツールをモバイル活用するためのIT導入を行い、社外での営業活動の生産性と情報活用の利便性向上のための仕組みを早期に具現化する「Advanced SFA」。

ERPと連携したカスタムアプリ開発/モバイルツールの導入により、顧客情報確認、在庫確認や発注など営業・販売業務を支え、経費清算や勤怠申請などバックオフィスと連携したより高度な基幹システムの社外からの活用も可能にする「 NextERP in Mobile」。

設備保全業務用モバイルツールの提供/開発により設備保全作業の効率性、品質を向上しつつ、後継者への技能の伝承を可能にし、フィールドサービス業務全般に対応したカスタムアプリ開発により、現場の業務改善による顧客満足度の向上を実現する「設備保全＆フィールドサービス」。

ネットでのプロモーションおよび実店舗での顧客動向分析の高度化の施策を設計、導入やWeb販売チャネルのモバイル対応を支援する「Analytics &Mobile Channel」。

アビームコンサルティングは、モバイルの導入・活用を検討する企業をはじめ、設備保全、フィールドサービス、営業、販売など現場の生産性向上や商機拡大を目指す企業を対象に提案を行い、初年度5社への導入を目指す。

価格、期間は提供するサービス範囲や顧客の要望により異なり、モバイル導入検討のためのクイック診断サービスは500万円、期間は2週間程度から。

また、既に活用方針を定めている企業向けには、MDM選定、プロトタイプ構築、モバイル導入設計、アプリ開発やシステム連携、運用アウトソーシング、BYODプログラム導入、コスト最適化、セキュリティ評価・改善の支援も可能。

2013年 11月7日
参照マイナビニュース

アビームコンサルティング

外資系コンサルティングファームとは異なり、意思決定は全て日本で行い、日本特有の文化・慣習を熟知したコンサルティングファームとして、多くの日本企業の経営改革や海外進出をサポート。特にアジア圏におけるグローバル戦略において、幅広い実績を挙げている。もともとはデロイトトーマツコンサルティングが、2003年にデロイトコンサルティング及び監査法人トーマツより分離し、アジアを基点として独立した。

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