ITコンサルタント転職・IT転職 > 特集 > ITコンサルタントに向いている人、コンサル適性について
どんな職業にも向き不向きがありますが、ITコンサルタントも例外ではありません。ITコンサルタントとしての適性があるかないかによって、一人前のコンサルタントとして独り立ちできる期間が大きく違ってきます。プロとして専門知識や高度なスキルが必要とされる点は、SEと同じですが、ITコンサルタントの適性を測るうえで大切なのは、職業人としての価値観や行動特性です。高い成果を出すITコンサルタントが共通して身に着けている価値観や行動特性はどのようなものがあるのでしょう?
<目に見えるもの>
・IT知識&スキル
<目に見えないもの> 価値観・性格・行動特性
・人間的な魅力
・伝える工夫
・傾聴する努力
・成果への拘り
・自分で考える
・プラス思考
・業界業務への関心
・要点整理するの習慣
上記の「価値観・性格・行動特性」はあくまで理想像なので、そうでないからといってITコンサルタントへの道を諦める必要はありません。時間は多少かかりますが、努力次第でなんとかなります。また実際に得意な所・苦手な所を合わせ待ちながら自身の個性を生かして活躍しているITコンサルタントは多数存在します。
まず、ITコンサルタントは体力がなければ務まりません。長時間の勤務が多いのはSEと同じですが、顧客にとって頼もしい存在でならないコンサルタントは、顧客の前では疲れた顔などできません。ITコンサルタントは顧客企業の上層部と打合せをすることが多く、会議などを病欠すると能力や誠意を疑われかねません。日常の健康管理も仕事の一部と心得る必要があります。
また、人間的な魅力も非常に大事です。顧客にはプロフェッショナルの立場で接し、時には耳に痛いことも言わねばなりません。
に、ITコンサルタントは礼儀正しくあるべきで、必要以上に恰好をつけたり、相手を見下した態度をとったりするのは厳禁です。同時に、顧客を怖がらず、毅然とした態度を貫くことも大切です。
そして、相当なコミュニケーション力も要求されます。伝えるべきことを正しく伝えるためには、話上手でなければなりません。また、それ以上に大切なのは聞き上手であることです。顧客にいかに共感してもらい、重要な情報を聞き出すことができるか?が仕事の質に直接影響します。
ITコンサルタントとして成果を出している人は、共通して強いプロ意識をもっています。
他社事例やフレームワークなどを振り回して自己満足するのではなく、顧客の経営課題の解決のために何をなすべきかを必死に考えて実践し、実際に結果を出すのがITコンサルタントのあるべき姿となります。
ITコンサルタントは顧客のIT戦略の立案を支援しますので、コンサルティングに着手する時点では、作業の方向性さえ定まっていないことも珍しくありません。そのため、SEのように顧客の支持を仰ぐことは基本的にできません。なすべきことを自分で考え、むしろ顧客を導くくらいの気概が必要です。また、ただIT戦略を策定し終わりではなく、その後の工程、すなわち情報システムの要件定義から設計、運用、保守の成功までが自分の責任の範囲と認識し、戦略の実現性向上に配慮する事も求められます。
そして何よりも大切なのは、目の前の課題に対して明確な結論を出すことです。一般論を並べて話がどちらに転んでもよいように無難な言い方に終始するITコンサルタントも中にはいます。しかし、そのような姿勢では顧客から支持されません。情報が不足しているなら、経営方針や同業他社の動向、顧客ニーズや現場業務の流れなどを調査し、得た情報を分析整理して、はっきりとした答えを出す責任があります。また、熟考の末に出した結論であれば、たとえ相手が目上の人であろうと、自身をもって伝える姿勢も必要です。
ITコンサルタントは、顧客の将来を左右する戦略レベルの問題を扱います。SEは不明点があれば上流工程の成果物を参照したり、顧客に質問できます。しかし、ITコンサルタントは顧客自身が答えを知らない問題に取り組むため、自分で考えて結論を出すしかありません。
ITコンサルタントが扱う問題のなかには、一見して解決不可能に思えるものが少なくありませんが、必ず解決策はある!と考える前向きな姿勢と、自他ともに納得がいく答えがでるまで考え抜くねばり強さが欠かせません。したがって、ITコンサルタントには、知的労働をいとわず、考えることが好きな人が向いてます。実際、コンサルタントのなかには、他のチームが抱える問題に首を突っ込んで一緒に考えたがるタイプの人が少なくありません。
ITコンサルタントは、ITに強い関心をもち、常に新しい知識を補充しなければなりません。それだけでなく、顧客が属する業界や業務知識、新しいコンサルティング手法についても貪欲に学ぶ姿勢が必要です。とにかく多くの分野に幅広く関心をもち、勉強好きであることが求められます。ITコンサルタントの世界では知識量がモノをいいます。したがって、研修受講や専門書購入、研究会参加などの自己投資と、誰からも学ぼうとする姿勢が欠かせません。また、学んだ重要なポイントを整理し体系化することで使える情報にすることも大切です。さらに、それを他人に教えていけば、自己理解を深めるとともに、伝え方の訓練にもなります。
しかしながら、習得できる知識の量には限界があります。そこで、できるITコンサルタントは、自分の不足している知識やノウハウを補完する為に、他分野の専門家やコンサルタントとの人脈を作ることにも真剣で余念がありません。
ITコンサルタントの適性について述べてきましたが、上記内容は、実際の面接で面接官が見ているポイントでもあります。よって、より転職を成功させるための面接対策にも非常に有効です。
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