インフラエンジニアの転職 - これからのキャリア

インフラエンジニアの転職 - これからのキャリア
 

インフラエンジニアのこれから

サーバ、ネットワークなどのインフラ構築は時代と共に変化しています。
これまでインフラエンジニアの活躍の場は多くは企業内での社内システムや IT 業界におけるシステム導入(BtoB)などでのインフラ構築がメインだったのが、BtoC としてネットサービスやスマホアプリなどのゲーム関連での需要が増しインフラエンジニアの活躍の場はどんどん増えてきています。近年ではネットサービスを提供するベンチャー企業もかなり多くなり、サービスの根幹を支えるインフラエンジニアは引く手あまたの状態となっています。

しかし、例えばサーバにフォーカスしてみると多くの企業では物理サーバーからクラウドに移行している背景から、実はサーバエンジニアの需要が減っているのでは?、という声も聞かれます。事実としてこういった面もありますが、一方で AI や IoT、Fintech や前述したスマホアプリなどのゲーム関連事業などの伸びから、インフラエンジニアの仕事が変化している、と捉えるべきでしょう。
安定したサービスを提供しなければいけないため、間違いなくシステムの根幹を支えるインフラエンジニアの仕事は減ることはないでしょう。とはいえ時代に沿った IT インフラ技術が必要になるため、常に新しい技術やトレンドをキャッチアップして身に着けていくと、自ずとキャリアの選択肢も広がっていくと言えます。

 

インフラでキャリアを積むなら何が必要?

IT 技術の進化で IT 業界の分業化はさらに進んでいます。その影響でこれからは一部分だけのスペシャリストとしてのキャリア構築が標準化される可能性もありますが、転職マーケットにおいては、求められる人材像としては2分化している傾向にあります。
ひとつは、大企業や大手SIerなどでの大規模プロジェクト経験。
もうひとつは幅広い経験とスキルを備えた人材です。
前者においては、やはり大規模なサービスを提供している大手企業、またそういったプロジェクトを手掛ける大手コンサルティングファームや大手SIerにて求められる傾向が強く、後者はベンチャーや中規模でのWebサービスを展開している企業に多く見られます。

インフラエンジニアの転職 - 求められる人材像

また年齢(経験)という軸でみますと、
20代では経験業務の幅が狭くとも、そのポテンシャルやこれまでのプロジェクト経験を加味し、大きなキャリアチェンジも可能ですが、
30代になるにつれ知識、スキルと共にプロジェクトマネジメント経験や、経験規模も見られます。
今後のインフラエンジニアとしてのキャリアを考える上でも、現状ご自身がどのくらいのスキルがあり評価されるのか、まずは把握する必要もあるかと思います。そういった意味でも転職マーケットを熟知し、第三者の目線で判断してくれる転職エージェントにまずはご相談することをおすすめ致します。
弊社ムービンではインフラエンジニアでのさらなるキャリアアップ、もしくは脱インフラエンジニアでキャリアチェンジをするのか、ご自身のやりたいことから、ご転職の機会についてアドバイスできればと思っております。まずは一度ご相談頂ければ幸いです。

プライベートキャリア相談会も実施中!

キャリア相談会 ご転職をお考えの方、今後のキャリアをお考えの方を対象に、 ご志向に応じて各業界についての最新ニーズ、企業情報などの個別説明会を随時実施しています。完全プライベート・無料の相談会ですのでお気軽にご相談ください。

昨今ではオンプレミスからクラウドへ、365日稼働、セキュリティなどインフラエンジニアは考えることが多くなっており、求められる業務の幅が広くなっています。特にサーバセットアップだけ、ネットワークを引くだけ、という人材は次へのキャリアステップは難しくなってきますので、早い段階での転職を考えるべきでしょう。
これからは自分の業務だけでなく、より上流から全体を見れる人材が転職マーケットでは評価される傾向になっていきますので、普段の業務においても、そういったことを考えたり、プロジェクトにおいても自身の経験幅が広がる案件に携われるよう社内において自身でも動く必要があります。
幅広い知識とスキルは総じてどの企業からも高い評価を得ることが出来、ベンチャー企業などではさらに高い評価を得ることが出来ますし、アプリ側の知識があると尚評価が高まる傾向にありますので、自分のスキル、ステータスをレベルアップしたいという方は少しずつ勉強をするといいかもしれません。

 

インフラエンジニアのキャリアプラン・キャリアチェンジ

王道のSIerキャリアアップ

時代は変われど、このキャリアは王道でしょう。運用保守から経験を積み、スキルを磨きながら要件定義、設計構築からPMへとステップアップしていき、中小SIerでご活躍の方は上流で自社案件を持つ大手SIerへ、すでに大手SIerにいらっしゃる方はPM経験などを積み、さらに社内にてキャリアアップしていくことが現実的でしょう。ちなみにアプリ経験も積んで、よろず屋的な人になっていく方もいらっしゃいます。中小SIにいる方は、大手SIerへ転職するタイミングを見極めてキャリアップすることが大切です。

事業会社へ転じる

事業会社の社内IT部門ではSIerにはない、自分でインフラ周りをすべて管理できるというやりがいがあります。経営戦略の基、自社のインフラ戦略を考え実行していくことは大きな魅力でしょう。ただし企業の規模が大きくなればなるほど自分で手を動かして設計構築していくことはほぼありません。外部ベンダーの管理や予算コスト、スケジュールなどのPM周りの業務を期待されますので、現場でやっていきたいという方には向いていないかもしれませんが、年齢と共に責任あるポジションにキャリアアップしていく、というのはSIerと同じ王道路線と言えるでしょう。

急成長のベンチャー企業

新しく出てきたキャリアの一つがこのベンチャー企業です。ここ数十年数多くのベンチャー企業が設立され、Webサービスを提供する企業もすさまじい勢いで増え続けています。
単にブラウザなどでのサービス提供にとどまらず、スマホアプリや、IoT関連などIT無くして現在の生活が成り立たないほどになってきました。こういったサービスを根幹から支えるインフラエンジニア需要が近年かなり多くなっています。会社の立ち上げ期は外部ベンダーなどに依頼する予算もありませんので、自社にて設計、構築、運用、保守が求められ、インフラ技術全般の知識・スキルを持った人材が重宝されています。ある程度軌道に乗った企業では幅広い業務経験を保持しなくとも、若手ポテンシャルで採用する企業も出てきていますので、大いにチャンスがあるといえます。

ITコンサルタントへ

実は数年前まではアプリとインフラ、ITコンサルタントとして重宝されるのはアプリ側のエンジニアでした。しかし、AI、IoT、クラウド、セキュリティなど新しい分野でのIT技術活用やITインフラの様々なシーンでの利用が多くなり、コンサルティングプロジェクトもそれに伴い非常に多くなりました。バックグラウンドとしてインフラエンジニアを求めるコンサルファームが目立ってきており、特に上記分野でのスキル、知識を要した人材が求められています。
また最近では中堅、中小SIerから大手SIerではなくコンサルへというキャリアの流れも生まれ、ITコンサルタントになれるチャンスが増えています。

新たな技術分野へのチャレンジ

上述したキャリアプランにも記載しましたが、AI、IoT、クラウド、セキュリティなどの新しいIT技術を背景にコンサル、ベンチャー、事業会社など様々な企業で、こういった技術を要したエンジニア、コンサルタントを採用しています。
どの領域でも何かしらの親和性のある経験が求められる傾向にあります。ただし積極採用を打ち出している企業においては極まれに領域経験がなくとも、言語理解やSE・プログラマー経験のみで採用するケースも見られますので常に転職マーケットをウォッチする必要があるでしょう。領域経験がない方は、例えば個人的に勉強し知見を増やしながら、運用してみたり、社内でこういったプロジェクトがある場合には関われるよう積極的に動いていくことが必要でしょう。

 

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転職成功事例 弊社支援例

仮想化・クラウド化といった言葉が多く聞かれ、実際の現場プロジェクトにおいての活用・実用化が進んでいます。これにより、インフラエンジニアのキャリアにも変化が生じていますので、実際の転職成功事例をまとめましたのでご参照くださいませ。

A様の場合(外資系大手ITベンダー:サーバーエンジニア→総合系コンサルティングファーム)

ご転職内容 外資系大手ITベンダー→総合系コンサルティングファーム
ポジション サーバーエンジニア(プロジェクトリーダー)→ITコンサルタント
志向・経緯 前職のITベンダーでは、大手金融機関向けのインフラ基盤構築プロジェクトに従事。入社以来特定のクライアントを担当し、経験するプロジェクトも同様のものが多かったことから、より成長機会を求め転職を検討。サーバーのみならず、幅広いレイヤーの技術を提案・実装していきたいと考え、総合コンサルティングファームのITコンサルティング部門を中心に応募。
評価ポイント ・ミッションクリティカルシステムの経験
・プロジェクトリーダー経験
・学習意欲、成長意欲(ベンダー資格、TOEIC等)

B様の場合(大手システムインテグレーター:インフラ基盤エンジニア→監査法人:ITアドバイザリー)

ご転職内容 大手システムインテグレーター→監査法人
ポジション インフラ基盤エンジニア(プロジェクトマネジャ)→ITアドバイザリー[ITリスク・セキュリティ]
志向・経緯 独立系システムインテグレーター2社で、金融機関や製造業クライアント等の大規模プロジェクトにおいてネットワークエンジニアとして従事。20代は設計・構築を中心に、30代からはプロジェクトマネジャーやPMOを複数プロジェクトにて経験。
多数のプロジェクトを経験する中で、企業におけるリスクマネジメント、情報セキュリティマネジメントの重要性を実感し、より専門的なスキルを習得出来る環境への転職を決意。
知人からの評判を聞き当社に相談。
評価ポイント ・ビジネス貢献を重視したうえでのインフラ提案、設計の経験
・人当たりの良い高いコミュニケーションスキル
・リスクマネジメント、情報セキュリティ分野への強い興味、関心

C様の場合(大手メーカー系ネットワークインテグレーター→大手独立系ITコンサルティング会社)

ご転職内容 大手メーカー系ネットワークインテグレーター→大手独立系ITコンサルティングファーム
ポジション プリセールス→ネットワークコンサルタント
志向・経緯 大手メーカー子会社の海外現地法人で、仮想化・クラウド化を中心としたネットワーク提案・構築をプリセールスから構築までを幅広いフェーズを担当。日本への帰国、及び自社製品以外の取り扱いを希望し、独立系企業を中心に転職活動を実施。
過去当社経由で転職成功した友人から評判を聞き、当社に相談。
評価ポイント ・仮想化、クラウド化のプロジェクト経験
・プリセールス経験(提案・受注活動への意識の高さ)
・ビジネスレベルの英語力を用いた、クロスボーダープロジェクト経験

D様の場合(独立系ネットワークインテグレーター→事業会社:IT企画インフラ担当)

ご転職内容 独立系ネットワークインテグレーター→大手事業会社
ポジション ネットワークエンジニア→IT企画(インフラ担当)
志向・経緯 ベンダーサイドでネットワークの運用保守からスタートし、3年後にはネットワーク設計・構築を担当。様々なプロジェクトを経験する中で、当事者意識をもって自社サービスの拡大に携わりたいと考え、成長途上企業のインフラ担当ポジションを志向。
評価ポイント ・運用保守経験を通じ、顧客志向での技術の活かし方を常に考えている
・最新技術情報への感度の高さ
・タフワークをこなせる心体両面でのタフネス
     

転職のタイミングを見極めてキャリアップする

いつ転職するのがいいのか、
これについては非常に難しい判断ですが、実際働きながら個人で転職マーケットを見るには限界があり、ご自身の将来やりたいことを踏まえたキャリア構築や、次の転職先でやりたいことが出来るのかなど、情報収集するのは難しいでしょう。
ですので、ぜひ転職エージェントを頼って頂ければと思います。
我々はIT業界およびITエンジニアのキャリアアップに強いエージェントとしてこれまで多くの方々のご転職支援をさせて頂いております。

例えば、
・大規模ITインフラに携わりたい
・グローバルで活躍してみたい
・給与を上げたい
・インフラエンジニアではない職業へ

など皆様の様々なご要望から、現在可能なキャリアプランやキャリアチェンジをお手伝いさせて頂いております。
弊社ムービンでは、まずはキャリア相談からでもお受けしておりますのでお気軽にご相談、お問い合わせ頂ければ幸いです。

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日程 具体的な日時については、担当コンサルタントと調整となります。※面談には30分~1時間程度を要します。
普段仕事がお忙しい方、遠方の方はお電話でもお受けしております。
開催場所 弊社オフィス(新橋駅・内幸町・虎ノ門駅付近)※電話での対応も可能です。
対象 インフラエンジニアの方
20~30代の方
※弊社がご提供するサービスはすべて無料です。  
費用 無料

ご登録に来たからといって転職を強要することは全くありません。
まずはお気軽な気持ちでご登録いただけますと幸いです。
(遠方で直接お会いするのが難しい場合にはお電話やSkype、メールなどでご相談を承っております。)



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インフラエンジニアのキャリア インフラエンジニアのキャリアはスペシャリストかゼネラリストかに大別されますが、その後のキャリアパスとしてITコンサルタントやITアーキテクトなどの職種もございます。

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インフラエンジニアからITコンサルタントへの転職 ITコンサルティングファームではインフラエンジニア採用の需要が増えてきており、数年前と比べるとコンサルタントへの転職は幾分かその門戸が開かれているように思います。



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