ＩＳＩＤのオープンイノベーション研究所、スポーツで街と人つなぐラボ立ち上げ

電通国際情報サービス（ＩＳＩＤ）のオープンイノベーション研究所（イノラボ）は、センシング技術やウエアラブル端末を駆使し、スポーツで街と人をつなぐシステム基盤の開発を目指して「スポーツ＆ライフテクノロジーラボ」を立ち上げた。東京大学大学院教授兼ソニーコンピュータサイエンス研究所副所長の暦本純一氏がシニアリサーチフェローとなり、スポーツの可能性を拡張する新たなインタラクション技術の開発や実装と、収集されるデータの解析を監修する。
　活動拠点として、先進技術を実装した装置・遊具などを備えた「イノラボ　スポーツ＆ライフテクノロジーラボ実験スタジオ」を文京区本郷に開設。スポーツの楽しみに焦点を当てた「アクアケイブ」と呼ぶ研究では、３ＤプロジェクションマッピングなどのＡＲ技術などを用いて、プールの中の無機質な空間を楽しく演出できる仕組みを開発する。泳ぐだけでスイミングフォームが記録されて理想のフォームと比較できたり、友達が水中から応援してくれたり、イルカと一緒に泳いだりといったことが可能となる。
　世代を超えてスポーツを楽しむ研究では、高齢者も子供もスポーツ選手も一緒にスポーツを楽しむことを目指して東大・暦本研究室が開発した「ホバーボール」を活用する。

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http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220140902bjaf.html

2014年 9月2日
参照日刊工業新聞

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