さくら情報システム(入江昭彦社長)は、3月10日、CommVault Systems Japan(大越大造エリアバイスプレジデント)のデータ統合管理ツールSimpanaを導入し、その特徴を生かした新しいリモートバックアップサービス「オンデマンドファイルバンク」の提供を、4月末の予定で開始すると発表した。システムの提案と構築支援は、CommVault製品のディストリビュータであるネットワールド(森田晶一社長)が行った。
Simpanaは、データ保護・管理機能を単一のユーザーインターフェースに集約するソフトウェア。今回のオンデマンドファイルバンクは、Simpanaの特徴を生かしたリモートバックアップサービスで、マルチテナント機能により、顧客ごとにWebベースの管理画面を提供し、顧客自身でバックアップ/リストアの操作ができる。これによって災害時などに、さくら情報システム側にリストアを依頼する必要はなく、また、システム担当者の出社が困難な場合でも、24時間オンデマンドで復旧作業を行うことができる。
さらに、オンデマンドファイルバンクでは、リモートからバックアップデータを参照することができる。これにより、A支社のバックアップデータをB支社がダウンロードすることもでき、支社間でのデータ共有など、柔軟なデータ保護・管理が可能となる。また、ログイン情報、バックアップ/リストア実行履歴などが、ログとして記録されるため、監査対応としても有効となっている。
Simpanaは、重複排除機能により、データ量を抑えてネットワークトラフィックを削減することで、既設のインターネット回線でデータを送受信することができる。これにより、オンデマンドファイルバンクの顧客は、専用の回線やネットワーク機器を新設する必要がなく、顧客のサーバーにエージェントを導入するだけですぐにBCP(事業継続計画)を実行できる。
オンデマンドファイルバンクのマルチテナント環境は、さくら情報システムの旧銀行システムセンターとして設計・施工され、FISC(金融情報システムセンター)安全対策基準に準拠したセキュアなデータセンターにある「仮想化ホスティングサービス」に構築する。さくら情報システムは、40余年にわたり銀行や銀行グループ会社のデータを預かっており、それら長年のノウハウを生かしたシステム運用を行っている。
2015年 3月11日
参照BCNBizline
さくら情報システム
三井住友銀行グループの大手システムインテグレーター(SIer)。オージス総研(大阪ガスグループ)と業務・資本提携し、コンサルティングから開発、保守・運用を一貫して手がけ、5つのコアソリューションである金融・会計・HR(人事)・セキュリティ・コソーシングを、グループ内外のお客様に積極的に事業展開している。
さくら情報システムについて
IT業界、コンサルティング業界の最新ニュースをお伝えします。最先端の業界で何がどう動いているのかをWatchすることで、広くビジネス界全体の今後の動きを展望することができるはずです。
おすすめ求人
業務プロセスコンサルタント:大手総合外資系コンサルティングファーム
もっとも知名度の高い大手総合外資系コンサルティングファームの一つ
SCM領域に対して、戦略の策定から業務改革やプロセスの再構築、組織変革、ITの導入・定着といったコンサルティングサービスを提供します。
ITコンサルタント:最大のSI会社を母体とするシンクタンクにてIT戦略策定
日本最大のSI会社を母体とするシンクタンク。戦略立案、新規事業戦略、IT戦略等のコンサルを中心に展開しています。
一般企業、金融機関、行政機関全般における、IT戦略、CIO支援に関連するコンサルティング業務
ムービンでは、大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。あなたのキャリア形成を全力サポート致します。業界出身者だからこそ提供可能な支援があります。今すぐ転職を考えている方も、いつかはと考えている方も、ご自身では気づかれない可能性やキャリアプランを見つけるためにも弊社までご相談下さい。
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア 〒105-0003 東京都港区西新橋1-13-1 DLXビルディング 6F
Copyright (c) movin CO .,Ltd. All rights reserved.
Copyright (c) movin CO .,Ltd. All rights reserved.