電通国際情報サービス(以下ISID)は5月12日、同社の連結会計システム「STRAVIS」のクラウド運用サービス「STRAVISプラットフォーム・アドミニストレーション・サービス(以下STRAVIS PAS)」が、日本セキュリティ監査協会(以下JASA)の下部組織であるJASA-クラウドセキュリティ推進協議会(以下JCISPA)のCS(クラウドセキュリティ)シルバーマークを取得したと発表した。
CSシルバーマークは「クラウド情報セキュリティ監査制度(以下本制度)」に基づき、対象のクラウドサービスに関する情報セキュリティ監査の品質が保たれていることを示すもの。JCISPAが所定の要件を確認して認定し、マークの使用を事業者に許諾する。本マークにより、クラウド利用者は、対象のクラウドサービスが適切なリスク管理と統制のもとで、安全に提供されていることの確認、評価がしやすくなる。
本制度は、経済産業省が策定した「クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン」に基づくクラウド情報セキュリティに特化した監査制度であり、また日本が提案し作業が進められているクラウド情報セキュリティの国際標準(ISO/IEC27017)の動向も反映されている。
ISIDは、2013年のJCISPA発足当初から、国内のクラウド事業者および監査事業者とともに管理基準などの開発に協力してきた。2015年1月に本制度の規定類が公開され公式に制度化された後、監査の実施、認定の諸手続きが行なわれ、今回初めてISIDを含む7事業者のクラウドサービスが認定された。これにより、従来パイロット運用段階であった本制度が、日本国内で本格的に運用を開始したことになる。
今回CSシルバーマークを取得したSTRAVIS PASは、500を超える企業グループで採用されているISIDの連結会計システム「STRAVIS」のクラウド運用サービス。ハードウエア管理、サーバOS管理、セキュリティパッチ適用、STRAVISバージョンアップ管理に至るまで、業務システム運用業務をワンストップでサポートする。自社運用に比べ、コストの削減、システムの安定利用、セキュリティレベルの向上が図られ、ユーザーはより本来のビジネスに集中することができるとしている。
2015年 5月14日
参照Security Insight
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