Hewlett-Packard(HP)がコスト削減と経営合理化の一環として主力のPC部門とプリンタ部門を統合する。新部門はPC部門責任者のトッド・ブラッドリー氏が率いる。
米Hewlett-Packard(HP)は3月21日(現地時間)、コスト削減と経営合理化の一環として、PC部門Personal Systems Group(PSG)とプリンタ部門Imaging and Printing Group(IPG)を統合すると発表した。
新部門Printing and Personal Systems Groupは、PSG担当上級副社長のトッド・ブラッドリー氏が率いる。2002年からIPG担当上級副社長を務めてきたヴィオメッシュ・ジョシ氏は同社を去る。
HPは2002年に米Compaq Computerを買収してPC部門とし、2005年1月に当時のCEO、カーリー・フィオリーナ氏がPC部門をプリンタ部門に統合。その後、2005年3月にCEOに就任したマーク・ハード氏が同年6月に両部門を分離した。ブラッドリー氏はその時点からPSGを率いてきた。
HPは昨年8月にSPGのスピンオフを含む再編の可能性を発表したが、9月にCEOに就任したメグ・ホイットマン氏が社内保持を表明していた。同氏は2012年第1四半期(2011年11月〜2012年1月)決算発表の際、経営合理化を推進すると語っていた。両部門は同社の主力事業を担っているが、数期連続で減収となっていた。
HPはこの統合により、製品戦略、ブランディング、サプライチェーン、顧客サポートを合理化することで、コスト削減と新たなイノベーションが見込めるとしている。
同社はまた、Global Accounts Salesをサーバ、ストレージ、ネットワーキング部門に統合し、部門名をHP Enterprise Groupとすることと、各部門のマーケティング業務を統括するマーケティング部門を新設することも発表した。
2012年 3月22日
参照Itmedia
HP
主にコンピュータやプリンターなどコンピュータ関連製品の開発・製造・販売・サポートを行うアメリカ合衆国の企業。HP(エイチピー)の略称で呼ばれることが多い。当初は計測器メーカーとして創業したが、計測器部門は1999年にアジレント・テクノロジーへ分割され別会社となった。現在では世界有数のコンピュータ関連メーカーであり、パソコン、サーバ、プリンターなどで世界的シェアを持つ。2002年にコンピューター大手コンパックコンピュータ (COMPAQ) を買収し、大規模合併で話題を呼んだ。この合併後、PC事業についてはデルに次ぐ2番手の地位に甘んじていたが、2006年第3四半期におけるPCの販売台数が世界1位となり、2009年現在も1位を維持している。
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