2014年5月20日、NTTデータと日立金属は、通信事業者へのSDNソリューション提供を目指した協業を強化すると発表した。
NTTデータは、自社のSDNコントローラー「バーチャルネットワークコントローラー」(以下、VNC)の中で、プロトコル制御機能を担うコア機能「Network OS」に大幅に手を入れ、OpenFlow 1.3に対応。OpenFlow 1.3を使うことで、PBB(Provider Backbone Bridge)など通信事業者のサービスで幅広く利用されているプロトコルの制御が可能になるという(写真1)。Network OS上で「トポロジー検出」「死活監視」などを制御するためのライブラリも実装した。以前のバージョンのVNCでは、こうしたライブラリがなかった。
日立金属は同社のスイッチ製品「Apresia12000シリーズ」「Apresia26000シリーズ」を、ソフトウエアアップデートによってOpenFlow 1.3に対応させる(写真2)。既に市場に提供済みのスイッチ製品を全てアップデートするわけではなく、同社のSDNソリューションの顧客向けに機能を提供する予定だ。
上記のSDNコントローラー、OpenFlow対応スイッチを組み合わせて、2015年までに通信事業者の広域イーサネットサービスなどへの提供を目指す。なお、2社はVNCとApresiaを組み合わせたSDNソリューションを、2014年6月9日から開催される展示会「Interop Tokyo 2014」に出展する。
2014年 5月23日
参照nikkei Bpnet
NTTデータ
データ通信やシステム構築事業を行っている日本のシステムインテグレータ。情報サービス事業では業界最大手であり、2007年3月期決算において、国内SI事業者としては初の売上高1兆円を突破している。グローバル展開にも視野にいれ、公共分野を始めとする国内市場の成長鈍化に対し、海外ITサービス企業へのM&Aを基本とした成長戦略を軸に据えている。国内においてもシステム開発などSIから脱却し、ITソリューションの拡充とグループ会社を横断したサービス提供を経営目標としている。
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