アクセンチュアとアルカテル・ルーセントが、超高速ブロードバンド利用における収益化支援で協業

アクセンチュア（NYSE:ACN）とアルカテル・ルーセント（Euronext Paris and NYSE: ALU）は、通信サービス事業者および大企業を対象とした統合型超高速ブロードバンド ソリューションの導入支援における戦略的な提携を行い、デジタルによるサービス強化をのぞむ顧客やアプリケーションの増加に起因する、コスト上昇やデータ使用量の増大に関する課題に共同で対応していくことを発表します。
今回の合意に基づいて、両社は「アクセンチュア　アルカテル・ルーセント　ビジネスグループ」を立ち上げます。全てのIPネットワークに対応する拡張性とコスト効率に優れた顧客対応業務システムの設計、構築、導入等を当初のサービスとして提供し、モバイルブロードバンドからのアクセス性強化と、顧客体験の向上を目指します。
両社は営業、運用チームを置き、アルカテル・ルーセントの製品ライン「Motive」に基づくモバイルデバイス対応の顧客対応ソリューションおよびサービスを連携して提供します。また、サービス事業者と大企業間で行う、セルラー技術とWi-Fiの統合を見据えたスモールセル・ワイヤレスネットワークソリューションの研究開発も実施する予定です。
新設されるグループは、アルカテル・ルーセントが持つ先端的なIPネットワーキング・ソフトウエア・プラットフォームおよび製品に、アクセンチュアが持つシステム統合および業務変革能力を組み合わせることにより、卓越した価値提供が可能になります。
「アクセンチュア　アルカテル・ルーセント　ビジネスグループ」では、アルカテル・ルーセントの技術に特化した営業および導入ノウハウが開発されます。またアクセンチュアは、ソフトウエアおよびネットワーク統合サービスにおけるアルカテル・ルーセントの推奨サプライヤーとなり、アルカテル・ルーセントはアクセンチュアの顧客対応やスモールセル ソリューション分野における推奨ITプロバイダーとなります。
アルカテル・ルーセント最高経営責任者（CEO）のミシェル・コンブ（Michel Combes）は次のように述べています。「消費者や企業は、多様なデバイスが使用でき、高速かつ信頼性の高いアクセスを実現する、高度なサービスを提供するネットワークを求めています。アクセンチュアとの協業は、このような顧客の期待に応えるための成長戦略です。当社の優れたIPプラットフォームに、アクセンチュアが持つコンサルティング、システム統合、導入、プロセス最適化の能力を組み合わせることで、当社は世界中の通信環境を飛躍的に向上させる存在となるでしょう。」
アクセンチュアの会長兼最高経営責任者（CEO）ピエール・ナンテルム（Pierre Nanterme）は次のように述べています。「ワイヤレスネットワークによって増加する、ブロードバンドサービス需要に応えるべく、アルカテル・ルーセントとの協業に大変期待しています。今回の協業は、当社がデジタルを取り巻くエコシステムの中核で力を発揮し、ネットワークサービスを成長させることで、通信サービス事業者が直面している変化を乗り切るための支援を行うという当社の戦略に沿うものです。」

2014年 10月16日
参照アクセンチュア　ニュースルーム

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