米国HfS社のSAP Services Blueprint Report 2014において、NTTデータが最上位の「Winner's Circle」評価を獲得

株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、ITサービス産業や企業の分析で世界的に著名な調査会社の米国HfS Research（以下：HfS）社が発行する「HfS SAP Services Blueprint Report 2014」において、最上位の「Winner's Circle」評価を獲得しました。本レポートでは、Systems Applications Products Societas Europaea（以下：SAP）社製品を用いたサービスを提供する主力事業者を革新性と提供能力の観点から評価しています。
HfS評価方法
Winner's Circleを獲得した事業者は、革新性とサービス提供能力において、HfS社から高い評価を得ています。サービス提供能力は、事業者の顧客との関係構築力、顧客の期待を上回る実行能力、顧客のニーズに対する柔軟性等の観点から評価しています。革新性は、事業者の将来に向けた強いビジョンや具体的なプランを持つかなどの観点から評価しています。
NTTデータへの評価
HfS社は、本レポートでNTTデータを以下のように評価しています。
NTTデータは多くの企業買収を通じて、SAP事業の体制を形成してきた。NTTデータは、SAPサービス向け統合開発メソドロジー『One Method』によって、SAPソリューションに関するあらゆるニーズを充足させることができる。
NTTデータは、これまでアジアや北米で実績を築き上げてきた。近年は、南米やヨーロッパにおいてもSAP事業を成長させている。また、SAPのアップグレードと統合サービスにおいて著しい業績をあげている。
NTTデータは、業種特化型のAll-In-Oneグローバルソリューション事業者として、上位に位置している。
NTTデータは、北米やインドのイノベーションセンターにおいて、技術開発に積極的に取り組み、NTTグループ全体のR＆D投資も活用しながら、顧客に対して最先端のテクノロジーを用いたSAPソリューションを提供している。
また、担当アナリストのDr. Thomas Mendel（Senior Vice President IT Service HfS社）は「NTTデータのSAPサービスは長い間マーケットの中で知られていなかったが、その認知度はグローバルマーケットの中で確実に高まっており、リーダー企業としてふさわしいものになったと評価する。」と述べています。
NTTデータの取り組み
約1400億円のSAP関連事業の売り上げを誇るNTTデータは、あらゆるSAPソリューションを提供しており、お客さまの業務の効率化をサポートし、コンサルティングやアップグレード、導入サービスやアプリケーション管理、ホスティングにおけるサービスを通して、お客さまにビジネス価値を提供していす。独自のフレームワーク、ツール、顧客志向のソリューションに注力しており、SAP HANAやクラウド、20以上のSAPソリューションを用いた中規模企業向けの業界特有ソリューションも提供しています。

2014年 10月16日
参照NTT DATA ニュース

NTTデータ

データ通信やシステム構築事業を行っている日本のシステムインテグレータ。情報サービス事業では業界最大手であり、2007年3月期決算において、国内SI事業者としては初の売上高1兆円を突破している。グローバル展開にも視野にいれ、公共分野を始めとする国内市場の成長鈍化に対し、海外ITサービス企業へのM&Aを基本とした成長戦略を軸に据えている。国内においてもシステム開発などSIから脱却し、ITソリューションの拡充とグループ会社を横断したサービス提供を経営目標としている。

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