米国でベンチャー企業への投資が拡大している。2014年の投資額は前年比61%増の483億ドル(約5兆7000億円)と01年以降では最高水準だった。IPO(新規株式公開)市場が活況なうえ、新技術を確保しようと大企業もベンチャーの買収に積極的。ベンチャー投資は相対的に高い運用利回りが期待できるとの見方が広がり、運用マネーを引き付けている。
全米ベンチャーキャピタル(VC)協会とプライスウォーターハウスクーパースがまとめた。業界別で14年に投資額が最大だったのはソフトウエア業界で、前年比77%増の198億300万ドル。2位のバイオテクノロジー関連(59億6600万ドル)の約3倍の資金が流れ込んだ。
14年の特徴は「メガディール」と呼ばれる資金調達額1億ドル超の大型案件が相次いだ点。全体の案件数は4356件と前年比で4%の伸びにとどまったが、1件当たりの金額の増加が投資総額の高い伸びにつながった。
14年に最も多くの資金を調達したのは、スマートフォン(スマホ)を使った配車サービスの米ウーバーテクノロジーズ。6月と12月に資金を調達し、それぞれ12億ドルずつ集めた。投資家には老舗の米クライナー・パーキンス・コーフィールド&バイヤーズ(KPCB)などのVCだけでなく、投信運用大手の米フィデリティー・インベストメンツ、米ウェリントン・マネジメントなども名を連ねた。
ソフト業界ではウーバーのほかにも画像共有アプリの米スナップチャット(カリフォルニア州)が12月に4億8500万ドルの資金を調達。10月には医療機関向けソフト開発の米ナントヘルス(同州)が3億2000万ドルを集めた。収益力の高さから企業向け製品の開発企業に対する関心も高く、ビッグデータ分散処理ソフトの米クラウデラ(同州)やビッグデータ解析ソフトの米パランティア・テクノロジーズ(同州)などが多額の資金調達に成功した。
2015年 2月19日
参照日本経済新聞
プライスウォーターハウスクーパース
ディールアドバイザリーとコンサルティングサービスを提供するグローバル大手総合系コンサルティングファーム。M&Aや事業再生・再編の専門家の集まるディールズ部門と経営戦略の策定から実現まで総合的に取り組むコンサルティング部門が連携し、クライアントの皆様へ広範囲な統合的ソリューションを提供している。
プライスウォーターハウスクーパースについて
IT業界、コンサルティング業界の最新ニュースをお伝えします。最先端の業界で何がどう動いているのかをWatchすることで、広くビジネス界全体の今後の動きを展望することができるはずです。
おすすめ求人
業務プロセスコンサルタント:大手総合外資系コンサルティングファーム
もっとも知名度の高い大手総合外資系コンサルティングファームの一つ
SCM領域に対して、戦略の策定から業務改革やプロセスの再構築、組織変革、ITの導入・定着といったコンサルティングサービスを提供します。
ITコンサルタント:最大のSI会社を母体とするシンクタンクにてIT戦略策定
日本最大のSI会社を母体とするシンクタンク。戦略立案、新規事業戦略、IT戦略等のコンサルを中心に展開しています。
一般企業、金融機関、行政機関全般における、IT戦略、CIO支援に関連するコンサルティング業務
ムービンでは、大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。あなたのキャリア形成を全力サポート致します。業界出身者だからこそ提供可能な支援があります。今すぐ転職を考えている方も、いつかはと考えている方も、ご自身では気づかれない可能性やキャリアプランを見つけるためにも弊社までご相談下さい。
株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア 〒105-0003 東京都港区西新橋1-13-1 DLXビルディング 6F
Copyright (c) movin CO .,Ltd. All rights reserved.
Copyright (c) movin CO .,Ltd. All rights reserved.