【PwC】発展のチャンス　都市１位は深セン

世界４大会計事務所の一つ、プライスウォーターハウスクーパース（ＰｗＣ）と中国発展研究基金会がこのほど、中国都市の持続可能な発展の可能性に関する調査リポート「チャンスの都市２０１５」を共同で発表。「発展のチャンスが最も大きい国内都市」１位は深セン（広東省）だった。２、３位には広州（同）、南京（江蘇省）が続き、これら上位３位の顔ぶれは昨年の前回調査と同じだった。４〜１０位は上から順に武漢（湖北省）、杭州（浙江省）、成都（四川省）、西安（陝西省）、天津、厦門（アモイ）（福建省）、青島（山東省）。

　２回目となる今回の調査では、２０の都市を対象に「知的資本とイノベーション」「地域の重要都市（としての度合い）」「技術成熟度」「健康、安全・治安」「交通と都市計画」「持続可能な発展と自然環境」「文化と住民生活」「経済影響力」「ビジネスに適した環境」「コスト」の計１０の側面から、都市の総合的実力について全面的な調査を行ったという。

　ＰｗＣ中国で公共政策と規制関連業務を担当する呉衛軍マネジングパートナーは「北京や上海は特別大きなメガシティーであり、国際的な都市ランキングにも入選している。このため『チャンスの都市』では東北や西部、中部、華南など重要都市だけを対象とした」と語った。

2015年 4月10日
参照Sankei Biz

プライスウォーターハウスクーパース

ディールアドバイザリーとコンサルティングサービスを提供するグローバル大手総合系コンサルティングファーム。M&Aや事業再生・再編の専門家の集まるディールズ部門と経営戦略の策定から実現まで総合的に取り組むコンサルティング部門が連携し、クライアントの皆様へ広範囲な統合的ソリューションを提供している。

プライスウォーターハウスクーパースについて