日本オラクルの「Oracle Utilities」は、電力・ガス・水道などの公益法人向けに特化したビジネスアプリケーションである。料金・顧客管理、自動配電管理、メーターデータ管理、作業管理など、配電から小売業務までを支援する機能をもつ。従来製品に比べ、料金・顧客管理機能とメーターデータ管理機能を強化している。
Oracle Utilitiesは、料金・顧客管理の「Oracle Utilities Customer Care and Billing 2.4」と、メーターデータを管理する「Oracle Meter Data Management 2.1」、他のスマートグリッドネットワークと統合するための「Oracle Smart Grid Gateway」の三つで構成する。
Oracle Utilities Customer Care and Billing 2.4は、(1)最新の開発フレームワーク「Oracle Utilities Application Framework」に対応、(2)Javaアーキテクチャの大量採用、(3)スマートグリッド向け新料金計算エンジンの追加、などにより、他システムとの親和性が高まり、システム構築の開発効率が向上した。
Oracle Meter Data Management 2.1は、スマートメーターが送信するさまざまなデータを検証・格納し、データを他のシステムと連携する。最新版では、電力・ガス・水道の使用量、利用状況を記録・監査し、料金計算に必要となるメーターデータの集計処理を新たに追加した。
Oracle Smart Grid Gatewayは、データ収集や通信制御を行う装置のデータ形式をメーター機器向けデータ形式に変換するアダプターを提供する。最新版では、他のメーカー製スマートグリッド機器をAMI(Advanced Meter Infrastructure)基盤にまとめるアダプタ機能を持つ。これにより、さまざまなスマートメーターやスマート機器が遠隔操作でき、一元管理できるようになり、業務効率向上に繋がる。
2013年 9月6日
参照Itpro
日本オラクル
1977年、Oracleはデータベース管理システムソフトで起業し現在では業務アプリケーション市場で積極的なM&A(合併・買収)を展開しながらアプリケーション・サーバ、そしてミドルウェアへと徐々にラインナップを拡充しながらレイヤを上り、顧客企業が必要とするIT導入を全面的に支える随一の企業となっている。
日本オラクルについて
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